変形性膝関節症で膝が急激に痛くなるのか?
ひざ関節の滑膜の炎症がひどくなる初期から中期の状態では急激に悪化することはほとんどありません。
それどころか、症状が軽くなることもあります。
変形性ひざ関節症は長い年月をかけて少しずつ進行していきますので、何の前触れもなく強い膝痛が現れるとすれば、別の病気の可能性が高くなります。
膝に急激な痛み?疑う3つの病気
痛風
急激な膝への痛みの原因として考えられるのは、痛風です。痛風は血中の尿酸結晶が原因で起こります。
足の親指の付け根や踵、足首に起こることが多いです。
膝に発症することもあります。健康診断で尿酸値が高い場合には痛風も注意が必要です。
偽痛風
その他に、ひざ痛が急激に起こってしまう原因としては、ピロリン酸カリウムの結晶がひざ関節に溜まって発症する偽痛風があります。
化膿性関節炎
細菌感染でも、化膿性関節炎がおこります。これはヒアルロン酸注射を何度も繰り返しているうちにかかってしまうリスクが高くなります。
まとめ
どんな場合でも、急激な痛みをヒザ関節周辺、もしくは他の部分でも発生した場合は、整形外科を受診し適切な診断と治療を受けてください。
軽く考えて、いつか治ると思っている間に、どんどん悪化してしまい取り返しがつかなくなることもあります。